イベントスチル04
前へ 次へ
シナリオ
応戦するホームズ
   
クレイヴ 「人を馬鹿にするのも、いい加減にしろ!」
ホームズ 「馬鹿にする? 何のことか、わからないな。」
  それからホームズは私たちを振り返った。

ホームズ

 

「僕はケンカを買っただけ……君たちが証人だ。
 そう。これが、純然たる正当防衛であることの、ね!!」

  ホームズは腕の軌道から自らの体躯を外し、再び身体を戻す。そして……
ホームズ 「ふっ……!」
  ホームズは次の瞬間、クレイヴの胸に、強烈な一撃を叩き込む。
クレイヴ 「な……ッ……!?」
  口を開き、後ろへ軽く飛ばされたクレイヴは、ステップを崩した。
クレイヴ 「このっ!」
  なんとか踏みとどまったクレイヴは、体制を整えようとした。

その瞬間、大きく上着が翻って……彼の胸ポケットが見えた。

エミリー (あ……! あの袋は……)
ホームズ 「まだだっ!」
 

追い討ちを掛けるように、ホームズはすかさずクレイヴに詰め寄った。

握りなおした拳から、ホームズの二撃目が撃ち込まれ……

さらに右ストレートでの三撃目がわき腹をえぐり出した。